スイスのバーゼルにはまだ知られていない凄い教会がある

世界一周28日目(10/4) スイス・バーゼル

7時に起きました。ここはライン川横の石段の上です。今日は晴れらしいのでウキウキしてました。脳を起こすためにダラダラして、よっしゃ起きるかーと被っているエマージェンシーシートをめくると空は真っ白でした。ついでに辺りも真っ白でした。深い霧に覆われていました。東京生まれの僕は初めての経験だったので少し感動しました。周りではおじいさんが釣りをしていたり船を操っていたりしました。起こさないでくれてありがとう。いや怖くて放置してるだけでしょう。そんなんでスタバに向かいました。

スタバでコーヒーを頼むと5フランでした。1フランは112円なので560円です。高いです。でもスイスでwifiを使えるのはスタバしか知らないので、しばらくはこの値段と付き合っていかないといけません。

朝食を買うためにスーパーに行きました。食パンとチョコがかかったふ菓子(スイスのお菓子?)を買うと800円でした。ちょっと待ってくれ。いつも買っている食パンは二倍の値段でした。スイス厳しいです。金取るならせめてwifi環境を整えて。いつもはチーズやサラミを買っていましたが2、3倍の値段だったので買えませんでした。食パンだけで食べることになりました。悲しいです。

この時には霧もすっかり晴れていました。スイスは水飲み場が沢山あります。なので洗濯をしました。いつもは水洗いなのですが、今回は石鹸を使って洗います。路上には犬のふんを入れる黄色い袋が置いてあります。その袋に水と衣類と石鹸を入れて揉み洗いをします。スイス人からすると黄色い袋はふん用なので、それに水を入れて揉んでいる僕は完全にキチガイに見えているでしょう。でも僕も一ヶ月も旅をしているのでプライドがあります。スイス人が驚いた顔をしようがへこたれないで揉み洗いを続けます(意味不。

洗濯物を干すとなんとかキャンパスというところに行きました。大学のキャンパスのように会社の建物が沢山立っていて全て有名建築家が設計したものです。面白いので期待して行ったのですが中には入れませんでした。30分以上周りをうろちょろして最初見た門が入り口だと知った時には、心が折れて行くことをやめました。

近くの教会に行きました。ネットではステンドグラスが綺麗です、と書いてあったので「あーそれ普通の教会じゃね、でも休憩のために行くか」と思っていました。しかし中に入ると僕の考えは一瞬で飛びました。両横壁が一面カラフルなステンドグラスで光によって椅子や床が色鮮やか照らされていました。正面のキリストも綺麗にライトアップされていました。しかも着工は1920年代だというのにRC教会でした。「ステンドグラスが綺麗です」の感想では収まらないな絶対行ったことない、と思いました。ここでは一時間くらい過ごしていたと思います。

適当に過ごしていると夜になったので昨日と同じ石段に行きました。しかしそこで若者たちが酒盛りをしていました。ここで待ってもいいのですがもう寝たかったので、明日の目的地に向かい歩きました。スプレーでめちゃ荒れた道を通ったり、スイスでは珍しい黒人たちが踊り狂っていたら怖い思いをして、ドイツの公園まで辿り着きました。この公園では寝袋で寝ていたりテントが張ってあったりしたので、安心して眠れました。

 

 

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