「今度、海外を旅するんだけど、国際学生証は必要なのかな?」
「国際学生証ってどんな時に使えるの?」
こんにちは!くりです。
いざ海外を旅行する時に、必要な持ち物が知りたいところ。
そこで大学生バックパッカーなら、国際学生証の存在が気になるかもしれません。
ぼくは国際学生証を持って、ヨーロッパ20カ国を旅したのですが、役に立ったのは数回だけでした笑。
それでも今までの旅では、毎回発行するようにしています。
[chat face=”DSC03643-e1576924670787.jpg” name=” ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]メリットもあります![/chat]
この記事では国際学生証の情報と、持っていった体験談を詳しくご紹介します!
※追記:国際学生証が電子化したそうです。ここで書いたメリットがほぼ消えてしまいました…。またカード化するかもなのでこのままにしておきます。カード化希望します…!
本記事は「【体験談】国際学生証はそこまで役に立たない【でも取得しよう】」を書いていきます。
目次
国際学生証とは
国際学生証とは、学生や教師が発行できるもので、旅行中に割引を受けたり、年齢の証明になるカードになります。
世界133カ国、約500万人以上の学生が利用しているそうです。
利用期間は発行から1年間です。
国際学生証の種類
国際学生証は3種類あります。
- 国際学生証
- 国際青年証
- 国際教員証
特徴をまとめると、
・国際学生証…学生が利用可能
・国際青年証…学生ではなくても30歳以下なら利用可能
・国際教員証…教師であれば利用可能
大学生であれば国際学生証ですね。ぼくもこのカードを発行していました。
国際学生証に比べて、その他2枚のカードは、利用できる機会が劣ります。
国際学生証の料金
国際学生証を発行する際にかかる料金は、以下のとおりです。
- 店舗発行…1750円
- 郵送発行…2300円
店舗で直接発行したほうが、安くすみます。
ぼくは毎回店舗で発行してもらったのですが、30分以内に作ってくれます。
それでもめんどくさくて、成田へ行く途中の渋谷で、当日発行してもらっていますね笑。
国際学生証のメリット
メリットは以下のとおりです。
・年齢の証明証になる。
・世界各国で割引が利用できる。
大事なのは、割引のことですよね。
海外で割引が使えるところを書き出してみます。
- アメリカ:美術館で11ドル引き
- スペイン:サグラダファミリアで2ユーロ引き
- フランス:ルーブル美術館ガイドで10%オフ
- 韓国:空港までの電車で割引
色々なところで使えますね。
学生からすればこの割引はとても魅力的なのですが、あまり使えませんでした。後述します。
国際学生証のデメリット
デメリットはこんな感じ。
- 発行に料金がかかる。
- 発行に手間がかかる。
国際学生証の作り方
発行は、大学協や店舗で直接発行してもらうか、郵送で送る方法があります。
国際学生証の活躍する機会はあまりない
ここからが本題です。
正直、国際学生証の活躍する機会はあまりなかったです。
というのも、割引を目的で発行したのですが、なぜか利用できないことが多かったんですよね。
1.利用できる機会がない
たとえば、ギリシャのパルテノン神殿。
パルテノン神殿は20ユーロの入場料がかかるのですが、学生であれば10ユーロで入ることができます。約1300円は結構大きい。
いざ入場券を買おうとすると、「これでは証明にならない」と。まじか。
その時、不満顔で20ユーロを出しました。
有名な世界遺産でも、国際学生証が使えないのです。結構地位が低いですね。
そしてリトアニアの列車も学生証があれば、割引が適用されます。
その時に国際学生証を見せたのですが、
「これでは無理なのよ、リトアニアで発行されたものならいいのだけど」
と言われました。
「なんのために発行したの…?」と毎回思っていました。笑
2.割引が使える多くは、高額ツアー
割引が使えるのが、ツアーってことが多いんですね。
でも大学生が海外の高いツアーにお金を払うことはあまりないと思います。
なので使えるけど、そこに参加することはない、ということが多いです。
3.パスポートの年齢確認で割引できる
学生だったら、いくらか割引できる機会があります。たとえば、美術館とか。
そういう場所では、パスポートの年齢確認で、学生扱いしてくれることが多かったです。
むしろ国際学生証より、パスポートを見せて、割引された時が多いくらい。
なのでパスポート最強ってことです。
ネガティブな意見が多くなりましたが、発行してよかったと思うことは数回ありました。
ここから紹介します。
国際学生証が役に立った場面
1.割引が適用された時
本当に、たまになのですが、国際学生証をみせて割引が適用された時があります。
ベルリンのベルリン・ユダヤ美術館では、入場料は半額以下になりました。
他にも数回あったと思います。
2.年齢の証明ができたとき
ふつう、年齢の証明はパスポートになるのですが、そこでこのカードが活躍します。
たとえばバーでお酒を飲む時、年齢確認されることがあり、その時国際学生証をみせると、大丈夫なことがありました。
パスポートでも可能なのですが、海外でパスポートを出す時って結構緊張するんですよね。
なのでこのカードが代用できた時は、持ってきてよかったと思っていました。
3.デジポットになった時
宿に泊まる時、デジポットとしてパスポートを預けなければいけないところがあります。
いくら宿に預けるとしても、こっちとしてすごく不安じゃないですか。
「無くされたらどうしよう…」「盗られたらどうすんの?」と思っていました。
その時、「このカードでもいけるか?」と気づき、試してみたら「オッケー」と言ってくれましたね。
それ以来、国際学生証をデジポットとして利用していました。
これは大変便利で、こころの不安を取り除いてくれます。
このために国際学生証を発行するべきです。
「なんだこのカードは?見たことないぞ」
と拒否られたこともあるので、注意です笑。
まとめ:海外を旅する学生は、国際学生証を発行しておこう!
この記事は「【体験談】国際学生証はそこまで役に立たない【でも取得しよう】」でした。
国際学生証は割引に期待するより、年齢確認やデジポットとして活用できます。
なので、海外を旅する予定の学生は、一応発行しておきましょう。
[chat face=”DSC03643-e1576924670787.jpg” name=” ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]いい旅を![/chat]
以上です!
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2 件のコメント
すごく為になる記事でした。ISICは意外に使用できない箇所が多そうですね、、
ザビエルさん
この存在を知ったときには、ワクワクしたんですけどね…。あまり使えませんでした。
ただデジポッド係としては役立つので、結構アリです。
コメントありがとうございます!励みになります!