ザハ・ハディド建築作品、オードロップゴー美術館に行ってきた!

「オードロップゴー美術館に行ってみたい!」

「ザハ・ハディドの作品ってどんなのがある?」

 

こんにちは!

東京オリンピックのメイン会場、「新国立競技場」の担当となる建築家を決める際に、ザハ・ハディドは日本に名を馳せました。

その時にザハの作品が、コンペで勝利を勝ち取ったのですが、色々と問題が出てきて、施工とはならず…

脱構造主義のザハ建築は、まだ未来の設計で実現するのは難しいと言われていますが、数少ない作品がデンマークに存在します!

それが「オードロップゴー美術館・新館」です。

 

僕は2018年秋に、実際にこの目で見にいきました!

その時の経験を生かして、「オードロップゴー美術館」についての情報を、ここで共有したいと思います。

この記事では、「オードロップゴー美術館」の歴史、行き方、開館時間、実際に撮影した写真などを紹介します!

 

オードロップゴー美術館は現在閉館中

2019年、改修工事により休館中です!

2020年にリニューアルオープンする予定です。

 

まさかのですね。たしかに僕が行った頃、あまり整備されていませんでした。

「どうせ改修するからまあいいか」、という感じだったのでしょうか。

 

現在、ノルウェーの有名建築事務所「Snøhetta」が、パーク内の地下拡張につとめています。

詳しくはこちら

 

オードロップゴー美術館はどこにある?

まずはオードロップゴー美術館の情報です!

オードロップゴー美術館

住所:Vilvordevej 110, 2920 Charlottenlund, デンマーク

TEL:+45 39 64 11 83

オードロップゴー美術館のHPはこちら>>>

 

 

オードロップゴー美術館への行き方

ここからは、僕が使ったオードロップゴー美術館へのアクセスをご紹介します!

ここに行くには電車とバスを使うので、結構難しいです。何度も読んで頭に入れましょう!

 

1,コペンハーゲン中央駅で、「Helsingor」行きの電車に乗る

出発地点は、コペンハーゲン中央駅にします。

そこから、「Helsingor」行きの電車に乗りましょう!

僕が乗ったのは「029」番列車でした。

 

 

真っ赤な電車ですね。国旗の色をイメージしているのでしょうか。

 

ちなみに、この電車で世界一美しい美術館「ルイジアナ美術館」に行くことができます!

必ず行くことをお勧めします!

関連記事

ルイジアナ美術館に行ってわかった、行き方、入場料、建築情報まとめ

 

2,「Klampenborg」駅で降りる。

約20分ほどの電車に揺られ、「Klampenborg」駅で降りましょう。

 

そこから、「388」番のバスに乗ります。

地元住民が使うようなバスで、学生やおじいさんおばあさんが利用していました。

 

※バスを使わず、歩いても30分で着きます。

 

3、「Klampenborg」駅で降りる。

3分ほど乗り、5駅目の「Klampenborg」駅で降りましょう。

 

オードロップゴーのバス停は、山の中にあるので、町から山の中に入ったら、降りればいいと思います。

僕は何度も降りるところを間違えて、4回ほどバスに乗りました。笑

一発で行きたいのなら、バスの運転手に「オードロップゴー」と言うのもありです。そこの駅に着くと教えてくれます。

 

4,森を抜けて、オードロップゴー美術館に到着です!

 

バス停の近くに「オードロップゴー美術館はこちら」という看板があります。

それ通り道を行くと、森を抜けることになります。

その森を抜けると、オードロップゴー美術館が見えてきます。

 

やっとの事で到着しました!

 

オードロップゴー美術館を紹介します

まずは簡単にザハ・ハディドとオードロップゴー美術館についてご紹介します。

 

ザハ・ハディド

1950~2016年。

イラク出身の女性建築家で、アンビルト(建たず)の女王と言われていました。

名前の通り、未来的な設計に、現代技術が追いつかず、設計数に対し、実際に建てられた数はとても少ないものです。

しかし技術が追いついてきた昨今、ザハ建築も増えてきました。

その中に「オードロップゴー美術館」もあります。

女性初のプリツカー賞(ノーベル賞の建築版)受賞者なので、建築界の革命家、という認識でいいと思います。

 

僕はドイツでもザハ建築を見ました。

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オードロップゴー美術館

旧館は1918年に建てられ、ザハ建築の新館は2005年に施工。

元々は自宅ミュージアムで、大手保険会社のオーナーが個人コレクションを貯蔵していました。

それから国に寄贈されて一般公開されます。

モネやセザンヌなど、フランス印象派のコレクションでは北欧一を誇るようです。

また同じ敷地内にフィン・ユールの邸宅も建っています。

 

オードロップゴー美術館を写真で紹介します

実際に僕が撮影した写真で、ご紹介します!

開館時間を調べていないせいで、中には入れませんでした…

 

 

 

古い建物とつながっていました。

 

四角いドーナッツ形(?)になっています。

 

はっきりとした緑の芝生と、壁面の黒い色、風景を反射するガラス。スタイリッシュでかっこいいです。

 

 

 

画像には写っていませんが、外壁の汚れで、ニッコリマークが書かれていました。

思わず笑ってしまいました。これ、結構すごい建物ですよね?

 

 

建物が地下に埋まっています。同世代の安藤忠雄さんと似ている特徴を持ちますね。

 

建物の裏側です。

 

建物が低く作られています。周囲の自然との融合を目指しているように思います。

 

外から頑張って、中の写真も取りました。これ完全に傘をさしている僕です。

 

コンクリートの壁が床から天井まで、反り上がっています。

なかなかに珍しい設計です。

 

建物の中に、丘が入り込んでいます。どのようになっているのでしょうか。

 

これは旧館です。趣のある良い建物です。

 

まとめ:オードロップゴー美術館は、あまり知られていないカッコいい建物

今回は、僕が訪れた、オードロップゴー美術館についてご紹介しました。

ルイジアナ美術館に訪れる人は多いですが、こちらに来る人は少ないように思います。

日本ではほぼ見られないザハ建築なので、ルイジアナ美術館に行くついでも見る価値はあります!

 

 

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