「アルバニアってどんな国?」
「今度行く機会があるけど、治安が不安…」
こんにちは!
アルバニアに対してイメージをお持ちですか?
というよりアルバニアのことを知っていますか?
ぼくはネットの情報から、「アルバニアって危ない国なのかな?」「何もなさそう」と思っていました。
しかし実際に行ってみると、そんな悪いイメージは一掃され、いつの間にかアルバニアをことが好きになっていました。
2018年秋にアルバニアを旅したぼくが、アルバニアで撮影した写真とともに、治安や物価、観光情報についてまとめたいと思います!
この記事は「噂のアルバニアに旅行してみた【治安や物価、観光情報などまとめ】」について書いていきます。
目次
アルバニアはどんな国?首都は?
国旗がこわい。笑
アルバニアの正式名称は、「アルバニア共和国」(Republic of Albania)です!
首都はティラナで、公用語はアルバニア語。
国の面積は四国の約1.5倍だそうです。人口は約289万人。
国民の宗教の割合は以下の通り。
- イスラム57%
- ローマカトリック10%
- 正教7%
アルバニアの西側はアドリア海に面しているので、リゾート地としても観光客が訪れます!
アルバニアの興味深い歴史
アルバニアは元々は共産主義国家でした。なので他の国と距離をおいていき、次第に孤立していきました。
つまりアルバニアは鎖国をした状態に。
これが原因によりアルバニアは貧しい国へ。1980年代にはヨーロッパ最貧国と比喩されました。(ヨーロッパの北朝鮮と言われることも)
鎖国は1990年まで続きました。なのでつい30年前まで鎖国をしていた国ということ。
そんな国あるの!?
さらに国民の3分の1がねずみ講にハマってしまうというエピソードも!
アルバニア人は今まで鎖国状態を貫いてきたことからか、ねずみ講で財産を失ったことにも気づけなかったのです。
それから統括する会社が倒産したことで、国民がその問題に気づき、政府に向けて暴動(アルバニア暴動)が起こりました。
現在では、国民全体が外国産のものにも慣れてきて、普通の国(?)となっています。
かの有名なマザー・テレサはアルバニア人!(生まれはマケドニア)
なので首都ティラナにある国際空港は、別名「マザーテレサ空港」と言われることもあります。
アルバニアはヨーロッパのどこにある?
東ローロッパのバルカン半島南西部に位置しています。場所的にはイタリアとギリシャに挟まれているんですね。
アルバニアの北にはモンテネグロ、南にはギリシャがあります。
バックパッカーのぼくは、イタリアからギリシャまでバスで縦断している時に、アルバニアに寄りました。
当時の日記:ホームレス大学生、ついにシングルに泊まる!!
アルバニアの通貨は?
アルバニアの通貨は「レク」です。
現在、1レク=1.03円。
300レクなら300円と、そのまま日本円と考えられるのでわかりやすいです。
アルバニアの治安は良い?悪い?
夜に子どもたちが路上でサッカーをしてました。ヨーロッパでこの光景を見るのはまじで珍しいです。
アルバニアの治安に関する外務省の記述は以下のとおりです。
アルバニアにおいては,麻薬取引や犯罪組織の存在が指摘されていますが,これら犯罪に外国人が巻き込まれた例はほとんど報告されていません。
近年,日本人が犯罪に巻き込まれた例の報告もありませんが,防犯対策として以下の点に留意してください。
* 長距離の移動は,現地の事情に精通した者を帯同すること。
* 夜間の行動は控えること。
* 携帯電話等,通信手段を確保すること。引用:外務省
要するに、アルバニアは特に危険なこともなく、安全な国ということ。
ぼくが実際にアルバニアを歩いた時、治安は良いと感じました。
危ない雰囲気などなく、ふらふらと夜の街を歩いたときも、怖いことはありませんでした。
アルバニアは1990年代までほぼ鎖国状態だったので、日本のように外国人が少なくて、治安は悪くならないのかもしれません。
ヨーロッパをたくさん旅行したぼくから言うと、フランスやドイツなどの移民が流れ着く国と比べたら、アルバニアは確実に治安は良いです!
アルバニアを観光して分かった3つのこと
ここから僕が行ってわかった、アルバニアのことをご紹介します!
1.アルバニア人は優しい!
ぼくが旅をして一番感じたのは、アルバニア人は優しいことです。
そのエピソードを書いていきます!
エピソード1
ある日、ティアナの街をブラブラしており、適当にケバブ屋に入りました。
そのケバブ屋のおっちゃんが話しかけてきて、
「日本から来たのか、そうか日本人はあまりこの国に来ないから嬉しいよ、アリガトー」と言ってくれました。
その後も、あまり知らないアルバニアのことを教えてくれました。優しいおっちゃんです。
というかアルバニアのケバブ屋のおっちゃんが「アリガトー」と日本語でいえるのって凄いですね。
おそらく日本人サッカー選手で覚えたと思います。アルバニアではサッカーが人気ですから。
エピソード2
次の日、ギリシャ行きのバスを乗るために、チケット売り場を探していました。
近くにいたお兄さんが「こっちだ」と、値段や時間を説明しながら連れて行ってくれました。
「まあ客引きか、値段上げられるのかな」と思っているぼくに、お兄さんは「ここで買えばいいぞ、じゃあな」と去っていってしまいました。
まさかの客引きではなく、休憩中のカフェ店員。
「まじかよ!?」
しかも最初客引きかと思って適当にあしらってました。それでもめげずに教えてくれた。なかなかこのように見ず知らずの外国人に優しくできる人はいないと思います。
困っている人を遠慮せずに助けるのがアルバニア人です。
エピソード3
あと高速バスの隣に座ったおじさんが優しく何度も気遣ってくれて、パンを分けてくれたり。
深夜バスなのでぼくが寝ようとすると、そのおじさんは「寝るのかい?さあ、こっちに座りなさい」と窓側の席を変わってくれました。
何も言葉がわからないのに、あの優しさを受けた僕は、少しだけ涙しそうになりました。
このようにアルバニアには親切な人が多い印象です!
2.物価が安い
旅行にとって、国の物価はとても大事ですね。
アルバニアはヨーロッパなのに物価が安い。
首都ティラナにはオシャレなコーヒーショップがたくさんあります。そこで頼むアメリカンコーヒーは70円でした。本当にやすい!
なぜか毎回お水もついてきます。笑
wifiも使えるお店は多くありました。都市のティラナのカフェならほぼwifiあります!(これには驚き、日本でもまだ少ないのに)
さらに宿のドミトリーは最低700円から、シングルは1500円からあります。
アルバニアは物価が安いので、長期滞在にもってこいな国ですね!
関連記事:ヨーロッパ旅行で行きたい物価の安い国3選【20カ国巡って気づいた】
3.意外と観光名所が多い(観光情報)
アルバニアに絶景が多いのは知っていましたか?
アドリア海に面し、山に囲まれたアルバニアには秘境が多くあります。
代表的な場所をご紹介します!
ブルーアイ
アルバニアの南部にあるサランダという街にある神秘的な美しい泉です。
ブルーアイは深く青い泉なので、昔からドラゴンの青い目と言われています。そしてそこから湧き出る水泡はドラゴンの息だと例えられています。
ここに行く旅人はみな絶賛。これを見に行くだけでも価値はあります!
サランダのアドリア海
ブルーアイがあるサランダはアドリア海に面しています。そこでは美しいアドリア海が見える観光用のビーチがあります。
ここはリゾート地として毎年夏に多くの観光客が訪れるそう。
アドリア海といえばイタリアやクロアチアのイメージがありますが、アルバニアの方が物価が安いので、長期で楽しむことができます。
安宿も1000円代からあるので、ゆっくりと休息したいという方にぴったりな場所!
千の窓の町
ティラナからバスで2時間半で行けるベラットという街。
そこには千の窓の町という、勾配地に住宅が並んでいる町があります。
世界遺産にも登録されていて、夜になるとガラッと雰囲気も変わります。
アルバニア旅行の手配について
旅行を手配するには、
・旅行会社のツアーに申し込む
・ネットから個人で予約する
の2通りですね。
大手旅行会社で申し込むと、宿泊費や食費込みでお得なことも多く、何より安心感があるので、チェックして損はないです!
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ぼくはいつも個人手配で、航空券と宿を予約して滞在しました。
航空券は「サプライス!」というサイトで探すことをおすすめします。ここで一番安いLCC(格安航空券)が見つかりますよ!
名前は聞いたことないかと思いますが、大手旅行会社H.I.Sが運営しています。
ぼくは過去5回もサプライス!を利用していて、毎回格安の値段で航空券が買えているので、大満足です。
時期によって航空券の値段は変化するので、逐一確認することをおすすめします。
ヨーロッパ行きの航空券は基本的に高いのですが、たまに安いときも。ぼくは海外旅行券を購入する前には、週に一度は値段を確認しています。
チケットを取ってしまえば、あとは自由に旅程を考えることができます!
関連記事:海外への航空券を買うおすすめ2つの方法【バックパッカーが教える】
まとめ:アルバニアは物価が安く、人が優しく、絶景もある観光向けの国
アルバニアの魅力は伝わりましたか。
ぼくはヨーロッパ20カ国を旅しましたが、アルバニアはベスト5に入ります。それほどぼくは好きです。
行ってみて分かったのですが、知らない国=治安の悪い国ではありませんね。
ぜひ魅力の多いアルバニアへ、旅行してみてください。
絶対に後悔しません。おすすめします!
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