「ベルリンにあるユニテ・ダビタシオンがみたい!」
「どうやって行くのかな?」
こんにちは!くりです。
建築学生のぼくは、ル・コルビュジエの大ファン。特にユニテ・ダビタシオンの「建築を一つの街に」というコンセプトに感動して、建築に興味を持ったものです。
ユニテ・ダビタシオンは全部で5つあり、ぼくはベルリンとマルセイユのものを観ました。
マルセイユのユニテが最も評価されてるということですが、今回はベルリンの方について書いていきます。
僕が撮影した写真とともに、ベルリンのユニテ・ダビタシオンへの行き方、建築特徴などをご紹介します!
これからベルリンのユニテ・ダビタシオンに行く方はぴったりの記事になっています。
目次
ル・コルビュジエ&ユニテ・ダビタシオンとは?
まずは簡単にル・コルビュジエとユニテ・ダビタシオンのことについてご紹介します!
ル・コルビュジエについて
出典:wikipedia
1887~1965年。
ユニテ・ダビタシオンについて
1957年竣工、建築家:ル・コルビュジエ。
マルセイユで初めて建てられ、3番目のユニテ・ダビタシオンです。
これの建物は集合住宅。特徴は「建物を一つの街」として扱ったことです。
集合住宅の中にコンビニや郵便局、保育園、プールなどが入っています。でも残念ながらベルリンの方は住宅だけです。
ベルリンのユニテは住宅だけ、そして資金不足により天井幅などが狭められて、コルビュジエの計画通りには行きませんでした。
https://kuritabi.com/?p=1029
住所:Flatowallee 16, 14055 Berlin, ドイツ
ベルリンのユニテ・ダビタシオンへの行き方(アクセス)
ここからはぼくが実際に使った行き方をご紹介します!
1.出発はベルリン中央駅から
まずはベルリン中央駅から電車に乗りましょう!S3かS9ラインです。
2.S Olympiastadion (Berlin)駅で降りよう
電車から意外といい景色を観ながら、20分ほど揺られると、「S Olympiastadion (Berlin)」に着きます。
そこで降りましょう。
3.ユニテ・ダビタシオンまで歩こう
駅から降りて、徒歩5分ほどでユニテ・ダビタシオンが見えます。
駅から矢印看板もあるので行きやすいですよ。
ユニテ・ダビタシオンの到着です!
ベルリンのユニテ・ダビタシオンを写真でご紹介します
ここからぼくが撮影した写真とともに、ユニテ・ダビタシオンをご紹介します!
ユニテ・ダビタシオンの外観
すごく大きな建物。そしてカラフルです。
さすがに色が薄れていますね。マルセイユの方では、黒色は使われていませんでした。
建物の足部分が薄い板のようですこし残念。これはこれでいいですけど。
↑はマルセイユのユニテ。ここのガッシリとした足(ピロティ)が好きです。
人間が住みやすい高さ比率、モデュロールが描かれています。
この壁画から、コルビュジエは自然環境を重要視していたことが分かりますね。
こんな楽しそうな建物に住んでみたいです。
これが60年以上も前に建てられたとは思えません。
中に入ります。
ユニテ・ダビタシオンの内観
エントランスはこんな感じ。
住居人の名前が全てありました。プライバシーは大丈夫?
というかめちゃ人住んでいますね。
エレベーター前にはコンビニが。ちょっと上に上がってみます。
住宅部の廊下です。ここで一番思ったのが、
「端っこにいる人めちゃ歩くよね!?」ということ。
エレベーターから端っこまで相当な距離が。スーパーの袋を持ってこの距離はきつい。
端に住むご老人たちは大丈夫なのでしょうか。
最上階の窓からの景色。
元々は都心部に建てられるはずが、コルビュジエの意向で、景観に干渉しない地域に建てられました。
部屋からの眺めはすごい気持ちが良さそうですね。
まとめ:ベルリンのユニテ・ダビタシオンもいい!
ベルリンにあるユニテ・ダビタシオンをご紹介しました。
マルセイユのユニテが最高傑作と言われていますが、ベルリンの方もなかなかに良いです。建物をみているときはずっと興奮しっぱなしでした。
ぜひ行ってみてください!
https://kuritabi.com/?p=4778