「有名なサヴォア邸に行ってみたい!」
「内観はどうなってるのかな?」
こんにちは!
フランスには、世界的有名な住宅、サヴォア邸があります。
建築家志望のぼくは、インターネットの画像で見て凄いなー、と感心していました。
いつかこの目で見たいと思っていた一年後の2018年秋、実際に見ることに!
雑誌やネットで見たサヴォア邸のまま、フランスの郊外に建っていました。本当に目にした時は感動しました!
そこでその時の体験談をもとに、サヴォア邸へのアクセス、入場料、開館時間など写真付きで紹介したいと思います!
沢山のサヴォア邸の画像が見たい方、これから実際に行く方に向けて書いていきます。
目次
サヴォア邸とは?
サヴォア邸は、建築界の巨匠、ル・コルビュジエが設計した住宅になります。
1931年に施工され、後にフランスの歴史的建造物に指定されました。
サヴォア邸はル・コルビュジエが提唱した近代建築の5原則を反映しています。
近代建築の5原則
- ピロティ(the pilotis)
- 屋上庭園(roof garden)
- 自由な平面(open plan design)
- 水平連続窓(horizontal windows)
- 自由な立面(free design of the facade)
あまりにも有名な建築なので、世界一有名な住宅、と呼ばれることもあります。
住所:82, rue de Villiers
78300 Poissy
サヴォア邸の開館時間
季節によって異なるので、しっかりと確認しておきましょう!
※2019年現在
休館日
- 毎週月曜日
- 5/1
- 11/1
- 11/11
- 12/25~1/1
開館時間
10:00~17:00
※夏季(5/2~8/31)は10:00~18:00になります。
サヴォア邸の入場料金
入場料は
- 一般:8ユーロ
- 18~25歳:6.5ユーロ
- 18歳未満:0ユーロ
となっています。
サヴォア邸の見学
見学は入場料を払うと自由にできます。
大体1時間ほどで全てを見られます。
サヴォア邸までの行き方
僕が使った、パリからサヴォア邸までの行き方を紹介します!
パリからポワシー駅に行こう
出発地はエッフェル塔からにします。
サヴォア邸の最寄り駅はポワシー駅なので、電車に乗っていきましょう。
エッフェル塔からポワシー駅まで、約1.5時間ほどで到着します
ここがポワシー駅です。
人の出入りは少なく、地元住民の駅という感じでした。
駅にはwifiが飛んでいました。さすがフランス!
ポワシー駅からサヴォア邸まで行こう
ポワシー駅に到着したら、昼食を食べていない方は、駅前で済ませておきましょう!(と言ってもケバブ屋くらいしかありません。駅から直進して街に出れば飲食店がたくさん並んでいます。)
サヴォア邸までは、ただの住宅街で、サヴォア邸の周辺はスーパーしかありません。
食事は駅前で済ませましょう!
あんなに有名なサヴォア邸だから周りになにかあるだろう、と思っていた僕は、空腹のままサヴォア邸を見学して、死にかけながらパリ駅まで戻りました。
僕が見学したのは日曜だったのでスーパーすら開いていませんでした。笑
昼食を済ませた後、サヴォア邸まで歩いていきましょう。
ポアシー駅からサヴォア邸まで、歩きで約25分です。
サヴォア邸までの道のりは基本坂道です。
ずっと平坦道を歩いていたら、僕のように道を間違えている可能性有りです。笑
こんなフランスの住宅を見ながら、坂道を歩いていきましょう。
バスで行く場合は、
「La Coudraie」行きの50番バスに乗り、「Villa Savoye」で下車します。
サヴォア邸は歩道からは見えません!
奥まったところにあるので、「Villa Savoye」という看板が目印になります。
この看板を目にすると、横には小さな門があるので、そこを入っていきます。
「なんだこの小さい入口、ここにサヴォア邸がある訳ない」
と自分を信じて歩くと、迷う羽目になるので注意しましょう!
涙目で探し回っていると、散歩中の老人が「Villa Savoye?」と優しく声をかけてくれて、さらに知らない車も止まり、おじいさんと車のお兄さんの二人がかりで、ルートを謎フランス語で教えてくれることになります。ありがとう、おじいさんとお兄さん。
やはり外からサヴォア邸は見えないので、みんな迷うんですね。
小さな門を通り、林を突き抜けると
サヴォア邸が見えてきます。
到着です!!
サヴォア邸の外観
ここからは写真でご紹介していきます。
とても細い柱で耐えている建物。
まるで白い箱が浮かんでいるようです。
立派なピロティです。
サヴォア邸の窓枠は黒色だと思っていましたが、実際は茶色でした。
実際に目にしないと分からないこともありますね。
入り口はガラスで開放感があります。
ガラスを細く区切っているのは、ラ・トゥーレット修道院でも観られます。どういう意味なのでしょうか。
サヴォア邸の内観
内観を写真で紹介します!
開放的な玄関です。
美しい螺旋階段。
ヨーロッパの螺旋階段といえば、装飾しがちのように思っていましたが、ここはシンプルで整っています。
2階に上がります。
広々とした、リビングスペースです。
陽の光が差し込んで、いい雰囲気を醸し出しています。
青に白、赤、フランス国旗を想像させます。
正方形の窓も、外の風景を切り取って見せているのでしょうか。
水平連続窓です。
これがあの有名な近代建築の5原則の一員か!!
窓がつながっているおかげで、室内にいるのに、圧迫感を感じません。
緑が見えるので、とてもリラックスできる空間でした。
風呂トイレは同じですね。
ヨーロッパの安宿や、偶然泊めてくれたおじさんのマンション(野宿してたら心配され、言葉も通じない僕を泊めてくれた)も風呂トイレ同じ空間にありました。
日本人のように風呂を重要視していないのですね。
この隣はサヴォア夫妻の寝室があります。カーテンでしか部屋を区切られていません。自由な空間ですね。
四角い天窓。これはいくつもありました。
太陽の当たらない建物中心部に、光を入れる役割をしています。
屋上庭園です。
子どもたちが走り回って遊んでました。
たしかに屋上が遊具みたいです。
開放感があります。
大きなガラス窓です。
こんな開放的な部屋は理想ですが、外からの視線が気になってしまいます。
日照時間の少ないデンマークの家も、これほどガラスの割合が大きいものでした。
なので道を歩いていると、何度も住民の方と目が合いました。僕だったら落ち着かないな。
玄関に書き込み自由のノートが置いてあり、見てみると1/4は日本人の書き込みでした。
やっぱり日本人ってすごい。
フランス旅行の手配について
1.航空券を購入する
必ずやっておかないといけないことは、航空券の購入ですね。
前まで、大手の旅行会社であるH.I.SやJTBで予約することは当たり前でした。
しかし!時は変わり、今では”格安航空券”の時代です!
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関連記事:ヨーロッパに格安で行く方法はこちら!
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2.宿を予約する
海外旅行前に、宿も予約しておいた方がいいです。ぼくは到着日から3日間の宿を、日本で予約しました!
旅行先が慣れていない場所ならば、さきに予約した方が心の余裕につながります。
宿予約ならBooking.com をおすすめします。
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まとめ:サヴォア邸は1度は見に行くべき
サヴォア邸を目の前にした時は感動しました。
やはり建築は本やネットで見るものではなく、実際に目にするものです。
サヴォア邸を見に行くか検討している方、絶対見に行ったほうがいいです!断言します!
https://kuritabi.com/?p=3860
https://kuritabi.com/?p=5800